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泉区(いずみく)は、宮城県の仙台市を構成する5区のうちのひとつ。名前は、区の北西に位置する泉ヶ岳に由来する。 == 概要 == 高度成長期から丘陵部の宅地開発が徐々に進められ、仙台市のベッドタウンとして発展し、泉市(1971年(昭和46年)に市制施行)の時代に石巻市を抜いて人口が県内第2位まで到達した。1988年(昭和63年)、仙台市に編入合併され、1989年(平成元年)に仙台市の政令指定都市移行に伴い泉区となった。泉市が名称や範囲をそのままに泉区に変更されることはすでに合併時の取り決めであり、新たな区名の公募や審議はなかった(このため、既存の政令市の区名称と重複しない名称を方針としていた他区とは異なり、既存の横浜市泉区と重複することが確定)。 中心部は、江戸時代の奥州街道(仙台・松前道)の宿場町・七北田宿を基礎に発展した。泉市時代にその西側の田圃を造成し、泉市役所やイズミティ21などの施設が建設されたが、仙台市と合併後の1992年(平成4年)、仙台市営地下鉄南北線が泉中央駅まで延伸されたことで大きく発展し、泉中央副都心計画によって商業施設が集約した。当初はロードサイド店舗の集積であったが、富谷町などさらなる郊外とのバスが発着する泉中央駅バスターミナルの存在によりターミナル化が進み、中小オフィスビルも建設されて、小都市圏を構成するに至っている。1997年(平成9年)には、サッカー旧JFL・ブランメル仙台(現Jリーグ・ベガルタ仙台)のホームスタジアムである仙台スタジアム(現・ユアテックスタジアム仙台)が完成し、試合開催日には1万数千人もの観客が小都市圏外からも流入する。 区内にある商業施設や企業の営業所などの名称では、商圏や企業体が大きい場合に「仙台泉」と「仙台」を付加する傾向がある。 東北楽天ゴールデンイーグルスの練習場と合宿所(イーグルス泉グラウンド、犬鷲寮)もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「泉区 (仙台市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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